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まぜるときけん

灰音「ほんとに1周年!」 衣玖さん「フィーバー☆」

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2009.07
18
CM:6
TB:0
08:02
Category : Eschatology
Theme : 自作小説
Genre : 小説・文学
2008年1月24日

 
 悪夢が終わり、焔上澪は眼を覚ました
 
 「・・・っ」
 
 吐き気がする。
 
 あの夢で思い出してしまった光景が、あるはずのないものを五感に錯覚させる。
 
 人間の肉が焼き爛れた腐臭。
  
 器官を潰した一酸化酸素の息苦しさ。
 
 迸る業火の死の恐怖。
 
 あるはずのないそれらでも、俺の五感には確かにある。
 
 それらが訴える激しい嘔吐感をなんとか抑え、俺はベットから身を起こす。
 
 薄暗い部屋の中、眼を凝らして時計を見ると時刻はまだ朝の5時だった。
 
 鳥のさえずりさえ聞こえない冬の朝は、毛布とタオルケットだけだと肌寒い。
 
 二度寝を試みてみるも、寝るとまた見てしまいそうな恐怖が俺を寝かせない。 
 
 「―――しかたない。か」
 
 自分の身をベットからスライドさせて、床にかかとをつける。
 
 そこから立ち上がり、薄暗い闇の中でおぼつかない足取りで部屋の電気を総動員させるスイッチを押す。
 
 カチッ。と機械的な音に続いて、部屋が一斉に明かりを放つ。
 
 明かりで一瞬眼を細めたが、ものの数秒で視界はいつもの部屋を映し出した。
 
 学生らしいワンルームにあるのはまだ温かみを残すベッドと、小さいテーブル。暇を潰すだけのテレビと数量の小物を整理する棚。
 
 壁には彰から押し付けられたとあるアニメのポスターが張ってある。
 
 ベットに腰をおろしテレビをつけると、ニュースがやっていた。
 
 内容は自殺やら他殺やら、相変わらず暗いものばかりで、朝から陰鬱な気分にさせるものばかりだ。
 
 ふと時計に視線を送ると、時刻はもうすぐ6時に差し掛かるところだ。
 
 
 
 
 
 
 
 でも何かが変だ、地震の割には外の景色はまったく普通だ。
 突如、俺の部屋の壁にひびが入る。
 ドゴォッ!!
 そして。
 「対戦ゲー、やりたくなった! やろうぜ、蓮!!」
 あってはならないことが、俺の部屋の壁に起こった。
 響く、莫迦(ばか)の俺を呼ぶ声。
 対戦ゲームをしたいというくだらなすぎる理由で、あいつは俺の部屋が右隣なのをいいことにあいつの部屋と俺の部屋の間の壁に風穴を開けてそいつはやって来た。
 ちなみ俺らの部屋があるのは、8階建てのマンションの6階。そして今の時刻は午前6時半、近隣の住民さんたちが、この莫迦のせいで起こせれていませんようにと、俺は切に思ってみる。
 「あれ? オマエ、テレビ変えたか?」
 右手にはこれで壁に風穴を開けたであろうハンマーと、左手にゲーム機やらが入っているであろう袋を持って、何も無かったかのように、莫迦は一瞬にして風穴の開いた壁の前からテレビの前に移動し、質問してくる。
 大家にこのことがばれたらどうするつもりなのだろうか。
 「変えてねーよ」
 そう思いつつも、俺はけだるくも言葉を返してやった。
 莫迦の名前は千里彰(せんり あきら)、性別は男、俺とは孤児園からの幼馴染で髪は金髪、ピアス上等。
 今時のチャラ男というよりはヤンキー染みている。
 あいつがテキパキとテレビにゲーム機を接続しているときに、さっき思ったことを聞いてみた。
 「大家にばれたらどうするつもりだ?」
 は?ナニそれ、とでも言いたげな顔で彰はこっちを見てくる。
 「さっきオマエが壁に風穴空けただろ、あのこと。」
 さらに詳しく言ってみて、やっと気付いたみたいだ。
 「ばれなきゃ大丈夫だろ。」
 と、一言。
 こいつが莫迦であることは知っているから、ここまでは予想はしていた。
 しかし、問題はここからだった。
 「バーカ、もしばれたらだよ」
 俺は聞きなおした。
 「ここに住むからいいよ」
 ・・・あいつが言っている「ここ」とは、俺の部屋のことを言っているのだろうか?
 悪い予感がしつつも、聞いてみる。
 「ここって?」
 「オマエの部屋」
 予感的中、しかも即答。
 悪い予感が当たるというのは本当のようだ、今現在をもって、それは証明された。
 「ほらよ、コントローラー」
 と、彰が俺に2Pのコントローラーを渡す。
 そして彰がゲーム機の電源を付けようとした瞬間。
 ガチャ。と、玄関の扉のの開く音と同時に、もう一人の莫迦が、雄たけびを上げながら俺の部屋に入ってくる。
 「レーーーーン! さっきの音何!!?」
 こいつの登場は、彰にとっては大家よりも大変だろう。
 「はぁ!? 何、この穴!!?」
 朝から五月蝿いこの女は詩音彩(しおん あざか)、元気がありすぎる娘、2人目の幼馴染、弓道部所属の期待の新人、ちなみに俺にとってこいつは従妹に当たるが、これにはイロイロと事情があるのでまたあとで。
 そして彰の天敵。
 「それ、蓮がやった」
 「・・・」
 こいつ(彰)、速攻で俺を売りやがった!!
 「どうすんのよ! ばか彰!!」
 おぉ! さすが幼馴染、一発で彰のウソを見抜いたか!?
 「蓮と協力して何壁にトンネルなんて作ったのよ!!」
 「・・・」
 この莫迦女の頭の中では俺は共犯らしい。
 「まったく、何やってんのあんた等!?」
 お前こそ何を考えてやがる莫迦女。
 「だってよぉ、蓮が先に言い出したんだぜー、暇だから壁にトンネル彫ろうぜって!」
 おい、調子に乗るなよ莫迦1号機。
 「アンタもアンタ! 何、彰の誘いに乗ってんのよ!!」
 朝から五月蝿いぞ、莫迦二号機。
 「そうだぞ蓮、俺なんか誘ってんじゃねぇよ!」
 さて、そろそろこの莫迦=彰に怒りを覚えてきた。
 「はぁ?あんた何言ってんの、蓮がアンタのこと誘わなくなったら遊ぶ相手居なくなるじゃない」
 「あぁ、そうか、んじゃもっと誘ってくれ、ガンガン誘ってくれ!」
 まぁ、確かに彰の友達といえる存在は希少だ、ハッキリ言うと俺と彩しか居ない、こいつの外見上、不良染みているところもあるのからかもしれないが、4ヶ月前に俺等の通う美咲学園で起こった”美咲学園最強決定戦”などと名づけられたタイマンのせいで、さらに彰の周りには人が居なくなった。
 それでもこいつとつるんでる俺と彩は、相当な物好きなのだろう。
 でもそろそろこいつに愛想が尽きそうなので、俺もこの会話に参戦させてもらおう。
 「おい、莫迦彩と莫迦彰、お前ら俺の意見も聞かずに何勝手に話し進めてんだよ。 まず莫迦彩、お前には俺が自分の部屋の壁に風穴空けるのを手伝うような莫迦に見えるのか? 第一、俺がこいつの共犯だって証拠は何処に在る。
 そして莫迦彰、お前はいっぺん死ね。 以上」
 えぇー、そりゃないぜ。とか言ってる莫迦は放置し、さて、莫迦彩の言い訳でも聴こうじゃないか。
 「べ、別に蓮が共犯だなんてちょっとしか思ってないもん! てかフザケテ言っただけだもん! あぁ! もう! うぎゃああああああああああああああああああああああ!!」
 奇声を上げて俺に襲い掛かってくるバケモノと化した従妹の攻撃を左手で受ける。 
 しかし、あいつ(彩)の力は結構強く、左手が結構痛い。
 そろそろ左手が持たなくなって来たので、空いてる右手で狂乱している従妹の頭を思いっきりブッ叩いた。
 うギャ。と、これまた奇声を上げて倒れていく従妹をよそに、俺はいたって冷静に時計を見てみると、午前8時ジャスト。
 そして今日は平日。
 「・・・」
 やばい、遅刻する。
 俺は部屋を見渡すが、やはり彰の姿が無い!
 「ちっ、あいつ、あとでコロス」
 そう呟いて、放心している彩を部屋から追い出し、俺は学校へ行く準備を開始する。
 
 まぁ、これが俺の日常。
 俺が結構好んでいる、普通のより騒がしいだけの平穏な日常。
 でもこの日常は、あまりにも唐突に、あまりにも暴力的に壊される。
 変わらなければ、生きれない。
 生き残らなければ、戻れない。
 
 その日、俺は運命と出会った。 
  
 
 
  
 
 
 
 

 
 
 
 



 
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
完成!
第一章完成だよーー!
文法とかいろんなところで間違ってるかもしれないから、そうゆー所はバンバン教えてね!
でわまた再来週!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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非公開コメント

ちょwwおまwww

面白くなって來たとこで眠いとかww

自重しろよorz

天音さま

すまん!!
だって疲れてたんだ!!

文法がなんだかグダグダだぞ?

恒ちゃんさま

グダグダな部分を教えてくれ!!

わっしょい(ノ"▽")ノ=o

おめでとぉ!!いやー・・・レディを殴るのはどうかと思うがな("Δ";)
まぁ、結構楽しめたヨw第二幕期待してんぞいww

天音さま

ありがとう!! 
レディっても暴走した珍獣だけどねww

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